輪行ベルトをマジックテープに替えてみる

駅で自転車を輪行袋に収める作業、なるべき手早くスマートに済ませたいところ。時間がかかってしまうと乗りたい電車も逃してしまいますし。自宅で輪行袋収納のタイムトライアルをやってみると速くても13分台、平均15分程度。これが駅で実際にやってみると、環境の違いやら荷物のなんだかんだで大抵15分オーバーになってしまいます。なんとか短縮できないか。。


どこで時間がかかるのか?いくつかあるうちのひとつ、輪行で自転車をバラしてパッケージ化するときにフレームをホイールでサンドして、3本のベルトで3ヶ所固定する行程。これです。


これまでは輪行袋を買ったときに付いてきたバックル付きのものを使っていたのですが、これがなかなかハマらない。ホイールとフレームを合わせる位置が少し違うだけでベルトのバックルの位置も合わなくなる。同じフレーム、同じホイールなんだから、毎回ベルトのバックル位置は変わらないはずなんだけど、合わせる位置がすこし違うだけでバックルがハマらない。。あるいは逆に緩い。

だもんで(←名古屋弁)毎回3本のベルトのバックルを少し緩めて余裕を作ってからはめて、そのあと3ヶ所とも締め上げる。この作業が毎回もたつくし面倒くさい。なんとかできないものか?

で、思いついたのがマジックテープでのベルト。これならクルッと回してペタッとくっつけるだけなので劇的に早いのでは?と、ダイソーの面ファスナーをオス・メスつなぎ合わせ縫い合わせ加工したものを使ってみました。もうひとつ、長めのマジックテープのベルトもあったのでそれも使用。結果は、、?



微妙。。ダウンチューブとホイールのまとめ、微妙。

くるりと回してくっつけるだけではありますが、ガッシリ固定できない。ホイールがカタカタする感じ。

リア側にも長めのマジックテープを使ってみましたが、こちらも締め上げての固定がしづらい、というかできないのでカタカタ。。


サドル側は従来使っていたバックル付きのベルトを使ってみましたが、手間はかかるものの、締め上げもでき、こちらは確実に固定できます。



結果的に、このマジックテープベルトへの置き換えは駄目判定。しっかり固定させようと何度もマジックテープをつけては剥がしつけては剥がしすることになって速さ的にもそこまで改善されません。固定のポイントは「締め上げ」。締め上げができる折返しバックルのついたマジックテープならうまくいくかもしれませんね。

(いったんここまで。解決編へと続く。)